NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の脚本がひどいと言われています。
ネット上では「#ちむどんどん反省会」がトレンドになるほど盛り上がりをみせているんです。
数々の作品を手掛けた羽原大介さんが脚本家としてちむどんどんの制作に関わっているにも関わらず、なぜ「ひどい」「雑」「最悪」というような批判の声があがるのかその理由を調査しました。
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ちむどんどんの脚本に「ひどい」「雑」と炎上!
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2022年のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」は、沖縄本土復帰50周年を記念して作られたドラマということもあり、ドラマ放送前からかなり期待されていました。
しかし放送開始後、平均視聴率が14~15%にまで低下し、歴代ランキングのワーストに入るのではないかと言われるほどに下がりました。
現在は持ち直しましたが、それでも毎日のように「#ちむどんどん反省会」というハッシュタグがツイッターで盛り上がりを見せているんです。
ちむどんどん反省会まとめ】炎上商法とツイッターで話題!ネタバレ御免
その中にはちむどんどんの脚本が「ひどい」「雑」という批判の声もあります。
なぜちむどんどんの脚本が「ひどい」「雑」という声が上がるのか、その主な理由を調査しました。
ちむどんどんの脚本がひどいと言われる理由
視聴者の共感が得られない?
近年のNHK連続テレビ小説では、ネット上でハッシュタグ「#反省会」という言葉で盛り上がっています。
ちむどんどんも例外ではなく、連日「#ちむどんどん反省会」というハッシュタグが話題になっていて、ちむどんどんの放送内容について事細かにツッコミが入っています。
ちむどんどん反省会まとめ】炎上商法とツイッターで話題!ネタバレ御免
「#ちむどんどん反省会」の内容は、視聴者がちむどんどんのストーリー展開に共感できない部分がピックアップされていて、ストーリー展開がひどいという声もあがっています。
戦争についてしっかり描かれていない
ちむどんどんは沖縄を舞台にしたドラマで、キャストにも沖縄出身方々も出演しています。
主人公を演じる黒島結菜さんやその母親役の仲間由紀恵さんも沖縄出身です。
ただちむどんどんは沖縄を舞台にする必要性がなかったという声もあります。
『ちむどんどん』の脚本の欠点は沖縄が舞台である必要がなかったこと。戦争の傷跡や本土復帰をしっかり描くべきでした
引用:週刊現代
ちむどんどんは当初、沖縄本土復帰50周年記念ドラマと言われていたので、もっとそういう歴史について詳しく描かれるものだと期待していた視聴者も多くいました。
その期待と反する内容だったために、脚本がひどいという声も上がったのかもしれません。
話の展開に着いていけない?
ちむどんどんのストーリー展開について数々の疑問の声が上がっています。
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主人公の暢子がシェフ代行に任命された理由も、レストランのシェフである二ツ橋が大怪我をして全治一ヶ月となり、入院したことがきっかけでした。
出勤前に釣りをしていた二ツ橋が子供が海から落ちそうになったのを助けたからということでしたが、そのストーリーに批判の声が上がりました。
「確かに、ストーリーの展開上、暢子をシェフにするためとはいえ、海に落ちて両足骨折はリアリティーがまったくありませんでしたね。また、厨房の混乱を表現するためにトマトソースをぶちまけるなど、その後の展開もかなり強引でした」(テレビ誌ライター)
「『ちむどんどん』は、放送開始直後から脚本の杜撰さが指摘されていましたが、相変わらずブレませんね(笑)」
引用:週間実話Web
カムカムエヴリバディの脚本との比較?
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ちむどんどんの前作となったNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は、深津絵里さん、川栄李奈さん、上白石萌音さんという3世代のヒロインが出演したドラマ。
壮大な伏線回収劇が行われる展開にSNSも大興奮でした。’07年の朝ドラ『ちりとてちん』以来、“伏線回収の魔術師”の異名をとる藤本氏の後だけに、物足りなさを感じてしまう視聴者が多いようです
引用:FRIDAY
カムカムエヴリバディは、ストーリー展開も面白く、脚本も高く評価されたドラマだったこともあり、カムカムエヴリバディとちむどんどんを比較してしまっているのも原因だと言われています。
ちむどんどんの脚本家は誰?
脚本家:羽原大介
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— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) January 17, 2022
ちむどんどんの脚本家は羽原大介さんです。
2014年のNHK連続テレビ小説「マッサン」や映画「パッチギ!」「フラガール」「BLEACH 死神代行篇」など数々の名作の制作に関わっています。
日本アカデミー賞やギャラクシー賞などの受賞歴もあり、作家や脚本家として定評があります。
ちむどんどんの脚本はおもしろいという声もたくさんある!
羽原大介の評判は良い!
アカデミー賞など数々の賞を受賞してきた羽原大介さんですから、その界隈からの評判が良いのは当然。
羽原氏の大学時代の同級生でもある作家・吉本ばななは、’14年に羽原氏が手掛けた朝ドラ『マッサン』について『彼の脚本の特徴は、ある地点から突然全部の伏線が花開いて、人物が生き生きとし出すところ。人物造形がハンパなくきちんとしているから、どんな出来事にも土台があるし、安心して観られるのにひとひねり深い展開になる』と賛辞を惜しまない。
引用:FRIDAY
ちむどんどんの脚本家の羽原大介さんと同期である作家の吉本ばななさんも羽原大介さんについて大絶賛されています。
ツイッターの声
正直、どの作品でも賛否両論あるのは仕方ないこと。
ツイッターでも、ちむどんどんがひどいという声がある一方で、良い評判もたくさんありました。
ちむどんどん、不評らしいけど、自分は喜劇だと思って見ているので毎朝笑わしてもらってるし、なかなか良い脚本と流れな上に、名俳優さんたちが全力で喜劇の演技をするというすばらしい仕事ぶりを拝見することができるという、良い作品だと思う。ふつーにおもしろい。
引用:Twitter
ちむどんどん好きなんだけど、面白いんだけど、お嬢さんを僕にくださいとか、料理作って義理実家に認めてもらうとか、脚本家の人、絶対男性でしょ…
引用:Twitter
ちむどんどんは脚本がひどいという声もありますが、いろんな意見の中の1つと捉えると納得できる気もします。
最終回までまだまだあるので、今後のストーリー展開にも注目です。